お久しぶりです、ShuN(Twitter:m800st)です。

ブログを放置したままでいるのも良くないな、ということで手持ちの万年筆のレビュー記事でも投稿しようかと。
初回はこちら、Waterman 58です。

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スペックは以下の通り

【製造年代】1912~1924?
【材質】エボナイト
【吸入方式】レバーフィラー
【全長】
153mm(キャップ閉)
147mm(本体のみ)
202mm(キャップポスト)
【軸径】
14.8mm(本体)
16.1mm(キャップ)
【重量】
24.2g(全体)
17.1g(本体のみ)
(どちらもインクサック含む乾燥重量)

モデル名の"58"は5(レバーフィラーモデル)8(ニブの号数)を意味し、こちらの8号ニブを持つモデルは5xシリーズ最大のモデル。

当時のフラッグシップということもあり流石の貫禄ある佇まい。
定番万年筆のPILOT Custom 74と並べるとその大きさをお分かりいただけるだろうか。

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ニブには号数の刻印が。文字の小ささがニブの大きさを物語る。

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ペンポイントは極細字相当、戦前万年筆に多く見られる(五)角研ぎと呼ばれる凝った仕上げ。

またニブが大型であるにも関わらず地金は大変薄く腰のある小筆のような得も言われぬ筆記感を味わせてくれる。
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